カルカッソンヌ歴史的城塞都市 進撃の巨人
フランスの世界遺産で行きたい1つです。このカルカッソンヌが進撃の巨人に出てくる街のモデルではないかと言われています。他にも候補はあるようですが・・・
進撃の巨人の壁
進撃の巨人の壁の順番なんでしたっけウォール・マリアウォール・ロー... - Yahoo!知恵袋
進撃の壁に登場する3つの壁は内側から順にウォールシーナ、ウォールローゼ、ウォールマリアと名前がついている。
一見狭そうだが、案外壁の内側は広いらしい。
最も外側のウォールマリア(赤い円)から真ん中のウォールローゼ(青い円)までの距離が100km、ローゼから最も内側のウォールシーナ(緑の円)までが130km、そしてシーナから中心までが250kmと公表されており、全長960kmに及びます。なので、実は結構広いようなのです。
進撃の巨人の原作を実は読んだことがなく、カルカッソンヌを調べていたら大ヒットの進撃の巨人のモデルの街ではないかと知りました。ちなみに世界にはこうした城壁都市は多く、ドイツ南部にあるネルトリンゲンなどもモデルではという話もあります。
日本では自然を生かし山の上などに城が築かれたりしましたが、地形上ヨーロッパでは難しいところも多かったようです。日本でも江戸城などは城の周りを池で囲むなど、いかに城壁を強固にし、侵入を防ぐというのが重要だったのかわかります。
カルカッソンヌの壁
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Plan_cite_de_carcassonne.png
緑の所がウォールシーナ、赤で囲まれた所がウォールローゼ、黄色で囲まれた所がウォールマリアのように見えませんか?
カルカッソンヌ : 歴史的城壁都市 世界遺産 フランス | Sumally (サマリー)
カルカッソンヌの歴史的城塞都市
フランス共和国 登録年:1997年 登録基準:(ⅱ)(ⅳ)文化遺産
フランス南部、ピレネー山脈を挟んでスペインと対峙するカルカッソンヌは、堅固な二重の城壁に囲まれた城塞都市。
この地にはBC6世紀頃からガリア人が集落を築き始めていたとされる。AC3世紀後半から4世紀初頭にかけての古代ローマ時代に、1,200mほどの城壁が築かれ、それが12世紀半ばに改修、都市を完全に囲う形となる。新たな城壁が造られたのは13世紀半ばの国王ルイ9世の時代で、隣国のアラゴン国王に対する防御のため。
しかし、1659年のピレネー条約によりスペインとの国境が画定すると、城壁の重要性は失われる。
19世紀まで放置されていたが、城壁の歴史的価値が見直され、建築家ヴィオレ・ル・デュクによって修復プロジェクトが始められ、1910年まで続いた。
ピレネー条約:フランス・スペイン戦争(1635年~1659年)の終戦条約。