コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコ栽培丘陵群  2023.3.5


www.youtube.com

登録年:2019年  登録基準:ⅴ 文化遺産

イタリア共和国

 

イタリア北東部に位置する。アルプス山脈から流れ落ちる土砂が堆積し、その後隆起し硬い層と軟らかい層の2層で構成、その後軟らかい層は浸食で削られ、独特な急峻な丘陵を形成した。

ホックバックといわれる丘陵地やチリオーニと呼ばれる狭い草だらけの台地の上の小区画に栽培されているブドウ、森、小さな村、農場といった景観が特徴的な遺産。

17世紀以降チリオーニの利用によって、傾斜に沿ったあるいは垂直に交わったブドウの列からなる、チェス盤のような独特な景観ができた。19世紀に開発されたベルッセラ(背の高いブドウの木を左右に並べて、トンネルのように枝を張らせていく栽培法)といわれるブドウの栽培法で景観に美しさが備わった。