セゴビアの旧市街とローマ水道橋 2022.9.25(日)


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登録年:1985年/2015年範囲変更  登録基準:(ⅰ)(ⅲ)(ⅳ)

スペイン

 2つの川に挟まれ、丘陵地帯にあるセゴビアは、自然を有効活用した要塞都市。

紀元前80年に、ローマ帝国支配下に入った。イベリア半島の交通の要所であり、ローマ人にとって重要な地であった。ローマ人が得意としたアーチ形の水道橋は今も現存している。128の2層のアーチ、全長813m、最高部28.5m。

15km先の川から地下水路を築き、水を引いた。

 12世紀になると、カスティーリャ王国のアルフォンソ6世が、ローマ時代に要塞として建造された建物を改築しアルカサル(王宮)とした。スペインで最も美しい城といわれる。

スペイン女王イサベルの栄光と悲劇

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カスティーリャ王国の最盛期、イサベル1世女王は名君とされ、後のスペイン帝国の礎となった。富をもたらしたのは大航海時代であり、コロンブスの最大の支援者はイサベル1世といわれる。セゴビアの街も大きな船のような形をしている。