アンテケラの支石墓遺跡 2022.1.30
登録年:2016年 登録基準:(ⅰ)(ⅲ)(ⅳ) 文化遺産
スペイン
概要
スペイン南部アンダルシア地方に位置する『アンテケラの支石墓遺跡』は、3つの巨石遺跡(メンガとビエラの支石墓、エル・ロメラルのトロス)と、2つの自然要素(ラ・ペーニャ・デ・ロス・エナモラドスと、トルカル山)を含む。
新石器時代から青銅器時代にかけ、大きな岩から造り出された遺跡には楣(まぐさ)屋根や人造のドーム型天井を持つ円蓋墓(トロス)が残る。
埋葬のため地中に造り上げた3つの支石墓遺跡は、ヨーロッパ石造建築文化の最も重要な例の1つ。
地理
アンテケラはアンダルシア州マラガ県のムニシピオ(基礎自治体)
マラガ、グラナダ、コルトバ、セビリアの4都市を結ぶ四角形の中央付近にあり、アンダルシアの心臓や、アンダルシアの交差点と呼ばれる。